【利益感度分析】
昼休みに外を眺めると、雪が風に流されて、横に降っているようでした。
『風も強かったんですね!』
天気予報
天気がわからないと、本当に困りますよね。
9日に出雲に入った時には問題ありませんでしたが、その前日の8日は、なんと60cmの降雪で
岡山からの特急やくもに運休も出ました。
特に雪で困るのは、飛行機ですよね。
飛ぶのかな?着陸出来るのかな?って心配になります。
雪に限らなくても、屋外でやる行事やスポーツは天候や温度、風の影響を大きく受けるコトになりますね。
先日の平昌オリンピックのノーマルヒル決勝は、延期などの措置をとることは出来なかったのでしょうかね~。
しかし、天気がわからなくても困らない外出もあります。
たとえば、ショッピングモールの中で、映画を見て、その後、フードコートで食事をして、お買い物をして帰ってくる計画だったとします。
であれば、車の運転に差し支えないレベルであれば、たとえ雪が降っていてもそう問題は無いはずです。
つまり、どんな天候だろうと関係無いので、気にする必要が無いのです。
上がると困る?下がると困る?
会社での仕事においても、気にする必要のある場合と、そうでない場合があります。
たとえば、業務の拡大を考えたとします。
その会社のお仕事が印刷業だった場合、今後紙の値段が上がるか下がるかは利益が変動する大きな要因になります。
なぜなら、印刷業において紙代は、売上に対して大きな割合を占めている上に、印刷枚数に対して比例的に増える性質を持った原材料費だからです。
だから紙代の値上がりに関しては、非常に慎重な予測が必要です。
逆に、業務拡大をする会社の仕事が、税理士さんや、司法書士さんだったとします。
確かにこの様な職業においても紙は使います。
しかし、その売上に占める割合は非常に低く、紙代がたとえ倍になっても、痛くもかゆくもありません。
極論を言えば、紙代がいくら上がろうが、関係ありません。
それよりも何件のお客様に来ていただけるかの予測が重要になります。
つまり、業種、業態によって、必要な予測項目が変わるのです。
あなたが税理士さんなら、紙代が上がるかもしれないからと、業務拡大計画を見直す必要は一切無いはずなのです。
感度分析
ここまであからさまな事例なら誰にもわかります。
しかし実際は、利益に直結しない項目であるにも関わらす、予測が不確実だと理由をつけて、計画を躊躇したり、変更したりする事は決して少なく無いのです。
予測がつかないことは不安です。それは、心情的にはわかります。
しかし、科学的な意思決定をしているとは決して言えません。
必要な予測はなにか?
あなたのお仕事では、どんな予測が必要かご存じでしょうか?
そしてその項目が、なんパーセント増減したら、あなたの事業は成り立たなくなるでしょうか?
もし、この質問に瞬時に答えられなかった場合はもしかしたら、あなたも・・・
たった今、それを簡単に調べる方法があります。
自分の決算書の数字(科目)をなんパーントか動かしてみて、利益がいくら変わるか、シミュレーションをしてみれば良いのです。
えっ?もっと、簡単な方法があるんじゃないかですって?
あります
考え方としては、偏微分(へんびぶん)という大学の数学の授業でならう様な深さを持ちながら、小学校5年生でもわかるやり方が…。
あなたの仕事で、もっとも確実に予測したいコトはなんですか?
今日のタナーの一言
利益感度分析を行う
このブログは、私がマネージメントゲーム(以下:MG)を通して、MG開発者である西順一郎さんから学んだ事や、清水信博さんをはじめとしたMGの諸先輩方より学んだ事を中心に、私というフィルターを通して、経営に役立つ情報をお届けしています。
■あなたの想いは、従業員の皆さんに伝わっていますか?
経営者の想いや考えは、経営者自身が考えている以上に伝わっていません。
私は、経営シミュレーションゲームであるマネージメントゲーム(MG)をとおして、
- 経営とはなにか、
- 会計とはなにか、
- 儲け方はどうすればよいか
を伝えます。
経営を疑似体験する事で、
経営者の考えている事が
伝わりやすくなります。
繰り返し受講することで、
- 教えるとはなにか、
- 教わるとはなにか、
に気づき、主体的に行動する様になります。
継続することで、チーム全体の意識と、
行動と、雰囲気が変わります。
開催予定など、より詳しく知りたい方は、
最後までお読みいただきありがとうございます。
いつもクリックしていただいてありがとうございます。